THE BLUE HEARTS
今週のお題「わたしの好きな歌」
今週のお題にピンと来て記事を書かずにはいられなくなりました
THE BLUE HEARTS
もう最高!!
その中でも夕暮れ〜Live version〜
堪らなくカッチョいい
まずブルーハーツを語る上で真っ先に伝えなければならないのは
生の音の素晴らしさ!
初めてブルーハーツを聴いた時は小学生でした
サッパリ何が良いのか分からないし、変な歌い方して気持ち悪いなんて思ってました…
はい大バカヤローです!(ꐦ°᷄д°᷅)
当時の自分を後ろからサガットばりのニーを決めてザンギさんのパイル決めて豪鬼さんの瞬獄殺からの殺意のリュウの滅殺豪昇龍で塵にします。
いやー何も分かってない
そうなんです。何も分かっちゃいなかったのです。
それが分からないままスクスク育ち、小学生〜中学生になり、持て余す体力と情熱と性欲から
モテたくてギターを始めたんです
親父にオネダリして買って貰ったどこのメーカーだか分からないアコギでチューニングも出来ずにひたすらに、只々掻き鳴らす日々
そんなので上手くなる訳もなくコードを抑える指先だけ硬くなっていきました…
そんな中学生も、卒業する頃にはいわゆるサトリ系男子になって世の中を冷めた目で見て俺は皆と違う感性を持った異端児とか思ってました
クソ中二病拗らせてました(照
そんな重度の厨二病患者の残念な高校生の私ですが友達はそれなりに多い方でした
その友達の1人がある日の帰り道
なぁなぁバンドやろうぜ?
まさに類は友を呼ぶ。そいつも厨二病の末期患者。
そんなこんなで厨二病4人集めてさぁ曲をやろう!放課後にテバん家集合な!
ってなった時に
俺、何も弾けないんだけどw
みたいな感じで切り出したら唯一経験値のあるメンバーの1人が、
じゃぁブルーハーツでいんじゃね?
的な事を言う訳ですよ!
当時の私は愕然としましたね!愕然と!
だってあの変な歌い方するVo.とやたらノリノリのG.とパイナップル頭のDr.とめっちゃジャンプするB.
そんで単調なリズムで同じような事ずっと言うバンドなんてダサすぎる!
厨二の私にはとても耐えられない、即座に反対意見(GLAY)を出しましたよ
でも、そいつは言ったんです…
やれば分かると…
ってわけで、そいつを信じて猛特訓!
…とはいかず、楽譜見て10分足らずで覚えられました汗
メッチャ単純なんです、曲調
私以外はみんな腕はそれなりだったので次の休みにライブハウス借りて練習してみるか⁉︎
って話が出てたので日曜までにひたすら反復練習。まだツマラン曲だな〜なんて思ってるんですよ私。
もう本当に当時の自分を後ろからサガットばりのニーを決めてザンギさんのパイル決めて豪鬼さんの瞬獄殺からの殺意のリュウの滅殺豪昇龍で塵にします。
さて、そんなこんなで初合わせ。練習バッチリな私は意気揚々とライブハウスに乗り込んで借り物のエレキをこれまた借り物のチューナーで合わせて準備完了!
Dr.のトオルがハイハットをリズミカルに4回、チッチッチッチッと鳴らした刹那
その時、テバに電流走る!
もうね、圧倒的衝撃!
今記事書いてるけど思い出して鳥肌!
それからはブルーハーツの事を隅から隅まで調べ尽くし
CD化されてないベンチャーズのカバー曲とか
ライブのみの生きた音源とか、CDなんかはほぼ全て。
ありとあらゆる物を駆使して調べまくってました。
そんな私のおススメの至極の一曲は
夕暮れLive versionです。
ブルーハーツ / 夕暮れ (1993.8.7) - YouTube
歌詞、曲調、間、ノリ、全てがその瞬間で合わさってる
余計なコードやリズムも無いのに
毎回ギターソロ違うし、Vo.は自由だし、それを支える屋台骨のDr.とB.
完璧さは無いのに何故か心に響く歌
ブルーハーツが生きた時代に産まれて良かった。